割引クーポンのご紹介 ~『KZ ZST』が10% OFFに!

先日、当ブログでご紹介した『KZ ZST』につきまして(詳細は以下)、販売店(WTSUN Audio)さんから連絡をいただきました。

yorozubox.hateblo.jp

なんでも、Amazon.co.jpで購入する場合に使える10%割引のクーポンを発行していただけるそうです。

 

プロモーションコード:easy1030
リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B01N5D3ZTI/ref=sr_1_2?m=AQSC10OWMG4S5&s=merchant-items&ie=UTF8&qid=1499849253&sr=1-2

期限:~2017/10/30

 

WTSUN Audioさんが販売する『KZ ZST』を購入する際、レジで「Amazonギフト券Amazonショッピングカードまたはクーポン」の欄に「easy1030」を入力すると、10%割引になります、とのこと。

2017/10/30 までですので、お早めに~。

 

…買う前に教えて欲しかったなぁ(笑)

相応の効果あり ~ 『Wooeasy KZX4129』 KZ ZST アップグレードケーブル

ZST用のアップグレードケーブルです。
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より線を2本より合わせたものを、更により合わせたような構造。
柔らかく取り回しは良いですが、見た目の高級感はさほどないです。
ZST付属のケーブルとは違い、マイクやコントローラーが付いていないので、その点では音質にも良いはず。

その音質ですが、このケーブルに変えると、音がすっきりして、音量が少し下がったように感じられます。
劇的な変化ではないのですが、クリアになって解像度が向上したように聞こえます。
でも、だからといって硬い音になったわけではなく、むしろ柔らかくなったよう。
どうやら価格相応の効果はありそうです。

ただ、ZSTは付属のケーブルもなかなか良いものですし、別売りのケーブルを買ってしまうと、せっかくのZSTのコストパフォーマンスも薄まってしまうので、どうしても必要というものではないかな、というのが正直なところです。

ただ、同社の他のイヤホン(ZS5など)でも使えるようですから、
そういったイヤホンを持っていたり、買う予定がある人なら、安価ですので1本持っていても損はないと思います。
断線した時のための予備にもなりますし。

巧みなバランス感覚! ~『KZ ZST』 1BA+1DD カナル型イヤホン

コスパがいいってことで評判の機種。価格が手ごろなのもあって、複数買う人もいるそうで、自分もひとつ買ってみることにしました。

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◆使い勝手など
イヤホン本体は若干チープに感じます(実際、安いのですが)。

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付属のケーブルは、プラグ部分はプラスチックですが、さほど安っぽくなく、軽くしなやかで取り回しも良く、タッチノイズも少ない扱いやすいケーブルです。
ケーブルにはリモコンも付いています。リモコンは音質の劣化に繋がりそうなので、音質を重視する場合にはない方がいいのですが、この価格ならさほど神経質にならなくてもいいかもしれません。

そして、このリモコンに関しては、長押しでGoogle音声入力が立ち上がるのが地味に便利だったりします(Androidの場合)。

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イヤホンの形状はShureに似ていて、装着感はかなりいいです。
イヤホン自体も軽量ですし、材質も耳馴染みが良いです(金属だと冬場冷たかったりするので)。
ただケーブルを耳に掛けないといけないので、サッとと着けてサッと外すというわけには、なかなかいきません。

◆音質
フラットバランスで、スッキリ系の音です。クリアで色つけが少ないという感じ。でも、乾いた音ではありません。
解像度が高く、2000円そこそこで購入できる音質ではないです。恐ろしくコスパは優れていると思います。

ただ欠点というか、良い意味での割り切りを感じたのは、低音と高音です。
低音はやや控えめで、高音もそれほど伸びる感じではありません(でも音場は決して狭くない)。
しかし、どちらも不足は感じない範囲で、非常にバランス良く音をまとめてあると感じました。
おそらくこのあたりの割り切りが、この価格を実現できているポイントなのだと思います。このあたりのバランス感覚も巧みです。

聴いていて、嫌なところや気になるところがなく、かなり音量を上げてもうるさく感じないというのも、音が良い証拠だと思います。
何の先入観も無しに聞けば、1万円弱のイヤホンだと思うかもしれません。
ユニットを欲張っていないため高い駆動力は必要ないようで、スマホでもかなりの音量を確保できます。

外出先で使うのに最適だと思いました。壊したりなくしたりしても諦めの付く値段ですので。

久々に衝撃を覚えたイヤホンだったので、友人の何人かにも勧めてみました。
友人はマニアじゃないので「またか。」という反応でしたが…(笑)

4BA(バランスドアーマチュア)+1DD(ダイナミックドライバ)を搭載したイヤホン「musicmaker SHOCKWAVE III」

以前購入した6BAは、情報量がずば抜けていて素晴らしいイヤホンだったのですが、低域のパワフルさにやや欠けるところが惜しく。「これでDD(ダイナミックドライバ)を搭載していたらなぁ。」と思っていました。

そんなとき、ネットで絶賛されているのをたまたま目にし、興味を持ったのがこれ。musicmaker SHOCKWAVE III」です。

 

BAの数では6BAに劣るとは言え、それでも4つも搭載していれば十分な解像度が期待できますし、DDを搭載していることでバランスも良いのではないかと考えたのです。帯域が5~40000Hzと、6BAと比べてもかなり広いところもポイントでした。

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外観はシンプルで、質実剛健といった感じです(写真のイヤーチップは付属のものとは異なります)。
質感からステンレスかなと思いましたが、チタン亜鉛合金なのだそう。
たしかに、見た目の印象よりもだいぶ軽量にできています。

装着感については、いちいちシュアがけにしなくても、このまま耳にねじ込めるので面倒がないのですが、それだと少し外れやすいのが残念。
羽のような、装着状態を補助するパーツが付いているものの、これもないよりは幾分ましな程度です。
シュアがけにすれば外れにくくはなるのですが、ケーブルが出ている角度のせいなのか、なかなかしっくりくる位置が決まらないのが難点です。

 

音質は、最初に聞いたとき、正直「あれ?」と思いました。
音場が狭く、高域は伸びきらない。低音は膨らむ。中高域も、キレはいいがサ行がやたらと耳に刺さる。音も団子になるし。
バランスの悪いイヤホンだなぁ。これなら2BA+1DDのDQSM D2などのほうがまだいいなぁ…という印象でした。

しかし、良いイヤホンはエージングに時間が掛かる(場合が多い)ので、じっくりじっくり…100~150時間ほどエージングをしてみました。


途中、何度か試聴するなかで予感していましたが、このイヤホン、実力はかなりのものです。
ただ、十分にエージングをしないとその実力が発揮できないらしい。

150時間近いエージングをしたあとの音質は、当初の印象とはまったく違ったものになっていました。
バラバラだった音にはまとまりが出てきましたし、膨らんでいた低音もタイトになり、おまけにかなり下まで伸びます。
D2のほうがまだいいのでは…と感じる一番の原因だった解像度の低さも、D2を明らかに凌ぐまでになりました。
楽器やボーカルの定位、存在感、リアルさというものが、かなりのレベルで表現できています。
さすがに6BAほどではありませんが、2BAのイヤホンよりは明らかに良い、というレベルですので、4BAというスペックに見合った音質になっていると思います。

音のキツさもかなり改善されており、曲によっては多少耳に障ることもあるものの、ほとんど気にならないレベルになりました。
ケーブルを交換してみた際にキツさが改善されたこともあったので、このあたりはもしかするとケーブルにも原因があるのかもしれません。

 

全体の印象としては、欠点らしい欠点もありませんし「真面目な音」と感じます。
帯域バランスもフラットな傾向で、ボーカルなども前に出すぎず、かといって引っ込みすぎず(このあたりは好みがあると思います)。
DDによって補強された低音も、存在感はありますが主張し過ぎることはなく、全体のバランスを保っています。


贅沢を言えば、優等生過ぎて若干退屈にも感じられるので、もう少し尖った部分があってもいいんじゃないの、とは思いますが、ジャンルを選ばないという意味においては、やはり優秀だと思います。

音場は、ヘッドホンに例えると密閉式に近い印象です。
当初のような狭さは感じなくなったものの、かといって特別広いわけでもないので、(楽器などの存在感は残しつつ)音場がもっと広がれば、更にぐっと魅力的なイヤホンになるのになぁと思います。イヤホンに音場の広さを求めるのは酷かもしれませんが…。

ユニットが多いためか、音量は2BAのイヤホンなどに比べ低めになります。
ユニット数が多いので、プレーヤー側にも駆動力が要求されるのでしょう。
ヘッドホンアンプを使って駆動力を補うと、音量だけでなく、音質にも改善が見られるものと思います。

 

musicmaker SHOCKWAVE III 1DD+4BA MMCXバージョン HIFI シルバー

musicmaker SHOCKWAVE III 1DD+4BA MMCXバージョン HIFI シルバー

 

装着感がかなり良いだけに、音質の平凡さは残念 ~ iDeaUSA ノイズキャンセリングヘッドホン『ANC V201』

※iDeaUSAさんからサンプルを提供していただきました。

Bluetooth対応のノイズキャンセリングヘッドホンです。

ステレオミニケーブルが付属しているので、有線ヘッドホンとしても使用可能。

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平べったくコンパクトになるので、比較的携帯はしやすいです。

ハードケース付きですので、鞄などにも安心して入れられます。

説明書は多言語対応。日本語にも対応しています(若干カタコトですが)。

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イヤーパッドはギリギリ耳が収まる程度の大きさです。

私はどちらかといえば耳が大きいほうなので、大抵の方は大丈夫かと。

側圧はキツからず、緩からず絶妙な強さ。

本体の軽さも手伝って、ちょっと首を振ったくらいではズレたりすることもありません。装着したまま、軽いストレッチも行っても問題ありませんでした。

パッドが柔らかいため圧迫感も少なく、本体が軽いため、首への負担も少ないです。

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もちろんサイズ調整も可能。

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ヘッドバンド部にもクッションが入っています。

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本体には、ノイズキャンセリング機能のスイッチ、USBプラグ差し込み口、進む/戻るボタン、電源ボタン、ステレオミニプラグ差し込み口があります。

ノイズキャンセリング機能は、Bluetooth端末に接続しなくても使用できるので、有線で使うときにも利用できます。

ノイズキャンセリングは、規則的なノイズに関してはかなり効果がありますが、不規則なノイズに関しては、音量が下がる程度で、そこまでの効果はありません。

ただし、これはたいていのノイズキャンセリング機能で同様だと思いますので、このヘッドホンの機能が劣っているということではありません。

 

肝心の音質ですが、低音がよく効いています。弾む感じの低音で、ボワボワ膨らんでおらず良いのですが、低音が効き過ぎて、時々ボーカルが埋もれてしまうことがあります。

音場はそれなりに広く、狭苦しい感じはありません。

惜しいのは解像度で、正直平凡な印象です。音域のバランスも低音~中低音が主体で、全体に少しこもり気味に聞こえてしまいます。

もう少し中域の解像度や、高域の伸びが欲しいところです。

 

フラットにとか、原音に忠実にという要求に応えるのは難しいものの、BGM的に楽しく聞きたいというなら十分です。

決して悪い音ではないので、ポップスなどノリの良い曲は楽しく聞けます。反面、クラシックなど繊細な表現を求められる音楽には、あまり向かないでしょう。

ただ、イコライザーで低音を抑えめに、高音を強めに補正してやると、だいぶフラットな感じに近づくので、そういった使いこなしで対応するのもありだと思います。

 

遮音性は低いので外の音はよく聞こえますが、そのわりに音漏れはさほどでもありません。

とはいえ、満員電車などでの使用は避けた方がよさそうです。

 

一回の充電で20時間使えます。軽量なわりにバッテリー持ちは十分です。

1年間の保証があり、ワランティカードが付属しています。

 

モバイル機器の充電もできちゃう。 ~LinGear『手回し充電式 LEDランタン(懐中電灯)』

※LinGear Directさんからサンプルを提供していただきました。

災害への備えのため、あると安心な多機能 手回し充電式LEDランタンです。

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パッケージは英語と中国語に対応。取扱説明書は、中国語のみです。

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本体はこの通り、少々無骨ですが、しっかりとした作りです。

それもそのはず、IPX4相当の防水機能があります。

他の機器への給電用に、USBケーブルが付属します。

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手回し充電用のハンドルです。つまみが小さいので、持ちやすいとまでは言えませんが、この手のハンドルにしては、回しやすいほうでした。

回している間は、充電ランプが赤く点灯します。

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ランタンとして使用する場合に活躍するフックは、プッシュボタンによる開閉式で、頑丈な作りです。

肉眼だとほとんどわからないのですが、写真では、緑の樹脂(ゴム?)部分に白い斑点が模様のように浮き上がって見えます。

真ん中辺に見えるコードは、収納式のUSBケーブルです。

 

ライトのボタンは、ランタン用と懐中電灯用に分かれています。

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懐中電灯を点けるとこんな感じです。

懐中電灯はLED1灯で、ボタンを押す回数により、強弱二段階の切り替えができます。

通常の懐中電灯よりは若干暗めかもしれません。

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ランタンを点けるとこんな感じ。

光源は上部にあり、写真では下部の鏡に反射して見えます。

LED光源の数は6灯で、明るいです。

こちらも、強弱二段階の切り替えが可能です。

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収納式のUSBケーブルを引き出してみました。

これをパソコンやモバイルバッテリーなどのUSB端子に差し込むと、ランタン本体の充電ができます。充電中は、赤ランプが点灯します。

 

更に、付属のUSBケーブルを使用すれば、ランタンから他の機器への充電も可能です。

ただし、microUSBには対応していません(>_<)

USB→microUSBの変換アダプタも別途用意しておいたほうがよさそうです。

そうすれば、手回し充電→携帯電話などの充電ができることになるので、いざという時の最後の充電手段として役立ってくれるでしょう。

素晴らしい品質! ~100円ショップで見つけた『ポット』

夏以来、お茶(おもに麦茶)を水出しするためのポットを探していました。

いくつか条件があって

・冷蔵庫に入れてもあまり嵩張らないこと(大きな容量は必要ない)

・手入れがしやすい(手を入れて洗える)

・値段があまり高くないこと(1000円以内)

・できれば樹脂。ガラスだと取り扱いに気を遣うので。

・耐熱温度100度以上。麦茶は最初に熱湯で蒸らしてから水出しすると美味しく入るので。

しかし、いくつかのホームセンターや家電量販店などを探しても、どれも帯に短したすきに長し。なかなか、これ!というものは見つかりませんでした。

 

そんなとき、偶然100円ショップ(セリア)で見つけたポットがこれです。

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これがなんと、条件にぴったり合うポットだったのです。

比較的スリムで嵩張りづらく、無理なく手が入る絶妙のサイズ感。

割れる心配のない樹脂製で、耐熱温度も120度までと余裕がある。

価格はもちろん100円(税別)。


あれだけ探しても見つからなかったポットが、まさか100円ショップにあるとは…。

100円ショップ侮りがたし、です。


しかも、ワンプッシュの注ぎ口は開き具合を2段階で調節できるという芸の細かさ。

軽く押せば小さく、強く押せば大きく開くので、それによって注ぐ量を調節できます。

作りもなかなか精緻で、かぶせるだけの蓋、注ぎ口がワンプッシュ式であるにも関わらず、横にしたり逆さまにしたりしても、ほとんど水が漏れません(ポタポタ…程度はあります)。

この価格にして、なんて素晴らしいポット!と感心して、生産国を見ると、made in Japanではないですか。さすがは国産。

しかし、これだけのものを100円で売ってちゃんと儲かっているんだろうか。山田化学さん(製造元)頑張って欲しいなぁ、と思わずにはいられません。