少々高くても永く使えるものを…『HERZ ソフトダレスバッグ』 購入編

※編集中につき、仮掲載です。

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今回は、『HERZ(ヘルツ)』という手作り鞄工房のソフトダレスバッグをご紹介します。

HERZの鞄はコストパフォーマンスの高さなどで評判で、最近は時々テレビにも取り上げられたりもして、かなり名前も知られてきたみたいです。

実は私、HERZの鞄のファンで、普段使っている3つの鞄はすべてHERZなんですが、ソフトダレスは、そのなかでも一番最初に買ったものです。

 

そもそもダレスバッグというのは

このソフトダレスは所謂、定番商品というやつでして、映画にも出演したことがあるらしいです。

そういえば、テレビ東京の番組『ぶらり途中下車の旅』で、『アリtoキリギリス』の石井さんが使っていらっしゃるのもこの鞄です。

 

ソフトダレスは、ダレスバッグという種類の鞄がベースになっているのですが、そもそもダレスバッグというのはマチ幅の広い口金式のブリーフケースのこと。
1951(昭和25)年に、アメリカの平和使節団の一員として日本を訪れた米国国務長官ジョン・F・ダレスが持っていたバッグをヒントにして、銀座の老舗鞄屋が制作し、ダレスバッグとして売り出したものが、それ以降、日本で広まっていったそうです。
米国では携行品の多い医師や法律家が多く使用するので、「ドクターズバッグ」あるいは「ローヤーズバッグ

」と呼ばれるのだとか。

 

通常のダレスバックは、いかにもお堅い雰囲気なんですけど、ソフトダレスは柔らかい革を使用して、名前の通り柔らかい雰囲気なので、フォーマルからカジュアルまで幅広い場面で使えて便利なんです。

また、ダレスバッグというのは本来手提げ鞄なんですが、これは2wayでショルダーとしても使えて、(追加料金を払って加工してもらえば)リュックとしても使えます。

 

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←(裏側にはさりげなく「HERZ」のロゴが)

 

価格のほうも、ダレスバッグとしてはリーズナブル。

これが例えば、ダレスバッグの発祥である『銀座タニザワ』や、有名な『土屋鞄』のものになると、価格は2倍以上に跳ね上がります。
とはいえ、ソフトダレスも現在は4万円以上するので安い鞄ではありませんけどね。私が買ったときは、まだ3万円くらいだったんですが・・・時勢ですかねぇ。

 

そもそも買ったきっかけは

以前は、鞄にはたいしたこだわりもなくて、安い鞄を買ってはすぐに飽きて買い換えていたんですが、あるとき、ふと思ったんです。

「安い鞄をいくつも買うんだったら、何年も使えるいい鞄をひとつ買ったほうがいいんじゃね?そのほうが持ってて楽しいし、場合によってはそのほうが安上がりかもしれないよね」って。

 

ソフトダレスを選んだ理由は、革鞄としては価格が手ごろだったことと、フォーマルすぎず、かといってカジュアルすぎず、それに2wayだし、幅広い場面で使えそう!ってこと。
でも一番は、その姿に一目惚れしたこと、かな。

 

ただ、欲しいと思ってすぐに買ったかというと、そうでもなくて、実は少しの間迷ってました。
やっぱり3万円以上(当時)する鞄なんで・・・いままでそんな高い鞄を買ったことがなかったんで、私。

 

買うことになったきっかけは、アメ横でした。

たまたま散策していたアメ横で、ふっと目にとまった鞄があって・・・よく見たら、例のソフトダレスでした。
HERZの鞄が、直営店以外で販売されていることも知らなかったんですが、ここではなんと、全品定価の1割引き。

ああ、こりゃ買えってことだなと腹を括りました(笑)

更に、現品であれば(通常は受注生産で1ヶ月くらい掛かるらしい)1割引から更に1000円くらい負けてくれるってことだったので、その場で即購入。

 

ちなみに、アメ横でいろいろな鞄を見て回ってわかったんですが、聞いたことがないようなブランドの革鞄でも、そこそこ造りのしっかりしたものだと平気で3~4万円、あるいはそれ以上するんですね。
だから、この鞄が3万円台というのは決して高くない。
HERZは、それなりに名前の知られた国産ブランドですし、アフターケアもしっかりしてますしね。

 

(レビュー編へ続きます。)