スマホで高倍率ズームが可能に ~ AUKEY スマホ 望遠レンズ カメラレンズ 3倍望遠 『PL-BL02』

AUKEY スマホ 望遠レンズ カメラレンズ 3倍望遠 PL-BL02です。

AUKEYさんにサンプルを提供していただきました。

 

スマホ用としては)広角レンズが多いなかで、ちょっと貴重なズームレンズ。
スマホのズーム機能は、画質劣化を伴うデジタルズームがほとんどなので、劣化の少ない光学ズームが使用できるというのは大きなメリットです。

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レンズ本体のほかに、付属品として、専用ケース、クリーニングクロス、(レンズ固定用の)クリップ、カラビナフック、レンズキャップが付いています。

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レンズ本体はアルミで製で、質感が非常にいいですが、そのぶん重量感があります。
そのわりにクリップは力が弱く、加えて最近のスマホは薄型が多いので、位置がずれやすいのは残念な点。

 

スマホケースを付けたままでも使用できますが、その際、周辺部に黒い縁ができやすいです。

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そういったときには、スマホのデジタルズームを併用すると、縁が写らなくなります。

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周辺部には多少歪みもあるので、デジタルズームの併用を基本と考えたほうがいいかもしれません。
このように、スマホのデジタルズームと組み合わせることで、かなりの高倍率ズームも可能です。

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この写真は、デジタルズームを最大にしたのでやや粗いですが、レンズ自体の映りはなかなかシャープだと感じました。

 

そこそこいい値段がしますが、品質を考えれば、わりとリーズナブルな製品だと思います。

 

別次元のリアルさ。 ~ Wooeasy 『Super Audio 6BA』

Wooeasy Super Audio 6BA。バランスドアーマチュアドライバを6基搭載した、MMCXプラグ対応のイヤホンです。

WTSUN Audioさんのお薦めとのことでしたので、購入してみました。

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◆外観と付属品
写真だと、どことなく野暮ったさを感じますが、実物は写真より良い質感、デザインでした。

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本来ケーブルは付属していないようですが、プレゼントでケーブルが付属していました。
本体とも(色の)相性が良い、シルバーカラーのケーブルです。

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イヤーチップも、シリコンのもの、ウレタンのもの、色やサイズが違う物など、多数付属しています。
収納用のポーチも付属していました。

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◆装着感など

フィット感はかなりいいです。少々大げさに言えば、耳の一部になったというくらいぴったり。
装着するときは、いわゆる「シュア掛け」をするのですが、耳の付近のケーブルが針金のように形状を固定できるようになっているため、なおさら外れにくいです。

MMCXプラグの取り付け、取り外しは硬く、ちょっと高いイヤホンですので、ハラハラしました。

 

◆音質
スピーカーでよく、「楽器が目に見えるよう」というような表現をすることがありますが、このイヤホンは、頭のなかに楽器が存在してるような感覚があります。
楽器がいま、頭の中のこの位置でなっていて…というのが具体的に認識できるような感じがします。
そこそこ高級なイヤホンも使ったことがありますが、ここまで明確な音像・定位を感じたのは初めてです。
それだけ情報量が多く、解像度が高いのでしょう。「別次元の音」という印象でした。

しかし、帯域については特別広いとは感じませんでした。
低音もやや控えめで、50Hz~20000Hzというスペック通りだと思います。

私は同じメーカーのDQSM D2も持っていますが、音の厚みについてはD2のほうが上だと感じました。
やはり、バランスドアーマチュアドライブに加え、ダイナミックドライバを搭載しているのが効いているのだと思います。
6BAは解像度こそ圧倒的ですが、6つのドライバがすべてバランスドアーマチュアなので、線が細めに感じます。
音場が広く、透明感のある爽やかな音で、例えばゴリゴリのロックなどにはあまり向かない印象です。
ダイナミックドライバのヘッドホンと、静電式ヘッドホンの関係に似たものがあるかもしれません。

加えて、音もやや硬い印象がありますが、これについてはエージングで変わってくる可能性があります。
ちなみに、エージングには相当な時間を必要とするそうです(150時間必要だったD2以上だとか)。

 

以上は、シリコンチップの場合の印象ですが、チップをウレタンに替えると、印象が少し変わります。角の丸い音になり、音の厚みが増します。
ただ、せっかくの長所である解像度も低下してしまいます。
爽やかな音の広がりも損なわれて、ややデッドな感じになります。

 

いまもまだエージング中ですので、後々、印象が変わることがあれば、追記いたします。

 

いつものスマホで、もっと広い範囲が撮影できる ~ AUKEY 広角レンズ HD 110°0.7×ワイドレンズ 『PL-WD01』

AUKEY 広角レンズ HD 110°0.7×ワイドレンズ  PL-WD01 です。

AUKEYさんにサンプルを提供していただきました。

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小箱に製品イラスト入りの帯を合わせただけの、シンプルですがセンスのいいパッケージ。

レンズ本体のほかに、レンズを保護するためのキャップも付属。
ほかには、レンズをスマホに固定するためのクリップと、レンズを拭くためのクロス、収納用のポーチが付属しています。
ただ、このポーチちょっと小さめで、レンズにクリップを付けたままだと、ポーチの口が締まりません。

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レンズ本体はアルミ製で重厚感があります。

レンズの倍率は0.7倍で、5重4組構造と本格的。


スマホにこのレンズを取り付けると、2倍くらい広く撮影できるようになり、それによって写真により広がりや奥行きがでます。

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これは元の写真。レンズを装着すると…

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ここまで広く写せるようになります。

レンズの取り付けは、スマホにケースを付けたままでも行えますが、広角レンズとカメラレンズの間にわずかな隙間ができてしまうため焦点が正確に合わず、周辺部に歪みや影(黒い縁)が出てしまうようです。

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こちらは、スマホカバーを外した状態で撮影した写真です。

ケースを外して、広角レンズとカメラのレンズがぴったりと合うようにすると、歪みがかなり軽減されました。

 

ケースなしの状態で、方眼ノートを撮影してみました。

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歪みが少ないのが確認できると思います(線が薄くてちょっと見づらいかもしれませんが…)。


値段が高いのも、そのわりに評判がいいのも納得です。

 

安い、速い、安心、綺麗 ~ Team 『microSDカード Class10 128GB』

 「Team microSDカード Class10 128GB」です。 

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秋葉原メモリ問屋さんにサンプルを提供していただき、レビューさせていただくことになりました。

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まず目を惹かれるのは、綺麗なデザイン。
味気ないデザインが多いSDカードのなかでは珍しいです。
価格も同容量のなかでは最安クラスとお手頃で、SD変換アダプターも付属しています。


ノーブランドや並行輸入品では保証期間がなかったり、あっても1年程度だったりしますが、このSDカードは「10年保証」を謳っています。

SD変換アダプターを使い、PCのSDカードスロットで速度を測ってみましたが、かなり高速でした。

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パッケージではRead:80MB/s以上、Write:20MB/s以上を謳っていますが、スペック以上の性能がでています。

 

安い、速い、安心。おまけに綺麗。そんなSDカードです。
なんだか牛丼の謳い文句のようですが…(笑)

 

Team microSDHC/SDXC Colorカード Class10 UHS-1対応

Team microSDHC/SDXC Colorカード Class10 UHS-1対応

 

安かろう良かろう。 ~Team『L7 EVO 240GB SSD』

Teamの「L7 EVO 240GB SSD」です。

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Teamは台湾の新興メーカーで、いままで、あまり聞いたことのないメーカーだったので、製品を購入したことはなかったのですが、秋葉原メモリ問屋さんにサンプルを提供していただき、レビューさせていただくことになりました。

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本体はとても軽く、中身入ってる?と心配になるくらいです。計ってみたところ、わずか36gでした。

今回、交換しようと思っている120GBのSSDが93gですから(このSSDは耐久性重視で頑丈な筐体に入っているので特別重いのですが)、2.5倍くらいの差があります。
ノートパソコンで使用するSSDなので、50~60gの差は地味に効いてきます。

 

早速(実際にはクローンソフトのトラブルでかなり手こずったのですが)、交換して速度を測ってみました。

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結構いい数値です。公称値よりやや劣りますが、そもそもこのノートPCはSATA3.0に正式対応していないのを無理矢理対応させているので、本来の性能が引き出せていない可能性もあります。

もっとも、SATA2.0とSATA3.0では体感できるほどの差はないとのことですから、
普通の使い方なら、公称値よりちょっと上だとか下だとかいうのは、あまり気にする必要はないかもしれません。

このSSD(L7evo)は、同じ容量の中でも最安値に近い価格ですし、速度も十分高速。
耐久性は未知数ですが、保証も3年ありますので、まずまず安心です。
コストパフォーマンスはなかなかに優秀と言っていいのではないでしょうか。

 

しかし、240GBがこの価格ですか…。
SSDはしばらく高値が続いていましたが、ここ1~2年で随分と急激に安くなったものですねえ。

 

Team 内蔵 SSD 2.5インチ 国内3年サポート正規品 (240GB, L7)
 

コスパ抜群。 ~Business Leather Factory 『ほぼ日 手帳カバー』

Business Leather Factoryさんに『ほぼ日手帳オリジナル専用 A6手帳カバー』のサンプルを提供していただきました。

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色は「ピーコックブルー」です。
手帳カバーというと黒や茶が多い中で、「緑がかった青」という感じの綺麗な色。
でも、派手なわけではなく落ち着いた印象です。
裏地は、やや緑色がかったグレーの布地。

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重量は実測で116gで、持ってみると実際以上に軽く感じられます。

右サイドにはカードポケットが3つ。うちひとつは高さに余裕があるので、チケットなども入ります。
「カードポケットは多ければ多いほどいい。」と私は思っているのですが、文庫本サイズなので、さすがにカードを入れるスペースは多くはありません。
それとは別に、チケットが入るサイズのポケットが一つあります。

 

ほぼ日手帳と言えば、バタフライストッパーが特徴ですが、私はこれがあまり好きではありません。
ペンが露出するので傷つきやすく、開くのにもいちいちペンを抜く必要があって面倒だからです。
この手帳では、ペンホルダーはカバーの内側に付いており、手帳はベルトで固定するようになっています。

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そのためペンが傷つく心配はなく、また手帳を「見るだけ」のために、いちいちペンを引き抜く必要もありません。
ペンホルダー径18mmと余裕があり、太めの万年筆も入ります。

 

2本ある、しおりの紐には断ち切りの細い革が使われていますが、これが若干安っぽく見えてしまうので、個人的には丸革紐のほうがよかったかなと思います。

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さすがに2万3万する手帳カバーほどの高級感はありませんが、作りは悪くありませんし、本革をしっかり楽しめる手帳です。
品質を考えると、倍の価格でもおかしくないと感じます。

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同封されていたリーフレットには、「最高品質の牛革を使用し、バングラデッシュの職人が手作りしている」とありました。
このあたりが低価格の理由なのでしょう。
検品は厳しく行っているとのことで、実際、問題のある箇所は見当たりませんでした。

 

写真を何枚か撮ってみましたが、まだ来年のほぼ日手帳が届いていないので、文庫本で代用しています。
ほぼ日手帳を使わなくなったとしても、文庫本カバーとして再び活躍できるというのも、このサイズ(A6)のいいところです。

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入門用に最適なハイコスパなプロジェクター ~Blupow『MINI LEDプロジェクター』

 Blupow MINI LEDプロジェクター です。

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解像度 800×480、明るさ1200ルーメンのLEDプロジェクターで、価格が1万円そこそこと非常にお手頃です。

Blupow様にサンプル提供していただきました。

ちなみに、この記事の写真の一部にはYoutubeの映像を使用しています。

 

◆外観◆

本体はプラスチックですが、ピアノブラックのような感じで質感はなかなか良いです。

LEDプロジェクターなので比較的小型ですが、モバイルプロジェクターと比べるとだいぶ大きく、気軽に持ち運べるサイズではありません。
重さもそこそこあるので(980g)、小型の据え置き型という感じです。

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◆付属品◆

リモコン、電源ケーブルHDMIケーブル(1.5m)、映像・音声ケーブル、(角度調節のための)ネジ、説明書です。
説明書は英語ですが、あとで日本語マニュアル(pdf形式)をメールで送ってくれました。
リモコン用の電池(単四二本)は付属していません。

 

◆機能◆
消費電力は最大55Wです。LEDランプなので水銀ランプより格段に省電力です。
インターフェースは多国語対応で日本語もありますが、フォントが微妙で、日本語にも若干不自然なところがあります。

入力は、HDMI、USB、VGA、USB、SDカード、アナログAV入力などがあり、豊富です。

スピーカー搭載ですが、ヘッドホンの出力端子もあります。

 

◆使用感◆
レンズキャップを外すとレンズに汚れがありました。使う前に拭いた方がいいです。
このあたりの品質管理には甘さを感じます。

LEDランプなので、熱は少ないのかと思いきや、排気はかなり熱いです。
冷却ファンの音も結構大きく、水銀ランプとあまり変わらない印象です。
冬場ならちょっとした温風機にもなりそう…(笑)

スピーカーは予想以上にまともな音でしたが、音量は十分とまでは言えず、最大にしてもファンの大きな音に邪魔されてしまいますので、音質のことを考えてもヘッドホンを使用したほうがいいでしょう。

リモコンは普通に便利です。

 

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BDレコーダーからの出力は問題ありませんでした。
PCからの出力に関しても、解像度を合わせれば普通に使えました。
PCの解像度が合っていないと文字がつぶれて読めなかったりします。

 

◆画質◆
プロジェクター用のスクリーンに映してみました。
画質の設定項目は多くはありませんが、必要なものは一通り揃っている感じです。
ノイズリダクションもありますし、色温度の設定もあります。ちゃんと効果も感じられました。

手動の台形補正機能もあります。

 

明るさは1200lmなので、そんなに明るくはありません。
外光の入る環境で使うのは厳しいです。少なくとも薄暗いくらいにしないとよく見えません。
焦点距離は最短1.2mほど。それより近いと焦点が合わず、ぼやけます。

 

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画質は思いのほか精細です。普通に綺麗に見られるので、画質にこだわりのある人でなければ満足できるレベルだと思います。
ただ、そもそも解像度が高いとは言えないので、近づくとドットがはっきり見えます。

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また、細かく見ていくと、周辺に行くほど歪みや、輪郭の甘さが見て取れます。
白飛びや黒つぶれも感じましたので、本格的なプロジェクターとの差はやはりあります。

 

なるべく鮮明な画質で楽しむためには、次のようなことに気をつけるといいでしょう。
・部屋はできるだけ真っ暗に。
・台形補正はなるべく使わずに正面から写す。カメラ用の三脚を装着できるので、あると便利です。
・スクリーンは50~60インチくらいまでに。スクリーンから離れるほど暗くなり、輪郭のシャープさも損なわれます。

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◆全体的な感想◆
「観賞」用としては力不足であるものの、たんに迫力のある大画面で「見る」だけなら十分という印象でした。
設置をうまくすれば、映画館並みの臨場感にもなります。
解像度が低いのでドットは見えてしまいますし、最近のHD映像を見るにはやや物足りなさも感じますが、一昔前のアナログテレビの番組やDVDの映像を見るのであれば十分でしょう。

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50~60インチの比較的近距離で、2~3人が並んで見る程度のプライベートシアターであれば、これで実現できます。
これより明るく、解像度の高いものを買おうとすると3~5万円くらいはしますし、ちょっと前まで高嶺の花だったプロジェクターが1万円そこそこで手に入ることを考えれば、「あり」だと思います。
プロジェクターってどんなもんかな?と試してみるための入門機としてお薦めです。